二番手で申込!買えました!不動産屋が実例を紹介します

2020-01-08



内覧に行った!

気に入った!

申し込みした!

二番手だった!

買える可能性はあるの?

二番手での購入申込どうなるの?


こんにちは。
「無料仲介ネット」の福元です。


不動産屋です。
ウチは新築一戸建てや
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なのでお客様が内覧後、気に入っても二番手になることがちょこちょこあります。

二番手になったとき、買えるのかどうか不安になります。

実態はどうなのか?

実例を持って解説します。

二番手で購入申込|可能性はあるの?

新築一戸建て・中古一戸建て・中古マンション

物件の種別に限らず人気物件は複数の購入申込者が現れることがあります。


そんなとき購入申込書(買付証明)を購入希望者は売主に出します。


複数の購入申込書が入ってきた場合は、早いもの順。


これが

  • 一番手
  • 二番手

となります。

一番手・二番手とは基本的に交渉権の順位という意味で使っています。


なので一番手の交渉が決裂した場合は二番手に交渉権が回ってきます。


二番手は買える可能性はあるのか?といえば買える可能性はあります。

二番手は不安定

ただ一番手と違って、二番手は不安定な状態に陥ります。


交渉権を持った一番手。

売主とどんな交渉をしているのか?
気になります。


それらを次項で解説します。

二番手が買えるときの条件は?

二番手が購入できる条件は一番手が売主と交渉決裂した時

二番手が購入できるのは一番手が売主との交渉が決裂した時です。

売主は少しでも高く売却したいと考えているのが一般的です。

  • 例を挙げます。


こんな物件に

  • 物件価格:2000万円
  • 物件種類:中古マンション

以下のような順で申込みがあった場合

  • 一番手:1900万円で購入申込
  • 二番手:2000万円で購入申込

交渉優先権は一番手にあります。


しかし二番手の人の方が申込金額が高いです。


なので一番手の人に連絡します。


「二番手の人から満額で購入申込があった。高く買ってくれる人に売りたいので一番手さんは2000万円に買い上がりできますか?」


このケースでは売主の判断は、一番手が満額(2000万円)まで買い上がらない場合は二番手と契約する、ということになり買える可能性はあります。


なので二番手が購入できるのは一番手の交渉が決裂というのが条件です。



しかし二番手からしますと「一番手と売主」がどんな交渉をしているのか?は分かりません。


以下は実例です。

実例(一番手から見た二番手)

このケースで一番手の立場に立ったことがあります。


一番手からしても二番手が現れるというのは大きな問題です。


また「二番手から満額で申込みが入った」といわれたら一番手の立場としてメッチャ疑いますよ。

「ホンマかいな?」って。

買い上がりを狙っての駆け引きではないのか?って。


一番手のお客様も困ります。
100万円値引きしてもらって買える、と思っていたわけですからテンション下がります。


一番手のお客様の具体的な対応として実例を2つ紹介します。

ケース1「申込書に書いた値下げの価格が適正価格だと思っているので買い上がりはしません!」

「買い上がらない」の対応を取ったことは、何度もありますが一つ紹介します。


「申込書に書いた値下げの価格が適正価格だと思っているので買い上がりはしません!」


このように売主に対応したことがあります。


この事例ですが、新築一戸建てで売主は不動産会社でした。


完成から数か月が経っており、価格変更が一度も行われていなかった物件です。


100万円の指し値を入れたところ売主の社長と「それで進めてください」との会話を交わした数時間後に
「満額で二番手が入ったので買い上げてくれ」と担当者からの電話です。


一番手のお客さんに言えるはずないですよね。口頭ベースといえども「それで売る」って確かに聞いたんだから。


私「お客様には伝え済み!今更言えない!」
なので 「申込書に書いた値下げの価格が適正価格だと思っているので買い上がりはしません!」
「当初の約束通り100万円引きで契約してください!」


最終的には一番手のウチのお客様が100万円値引きで買えました。


この売主は年間に10戸未満くらいの新築一戸建てを建築・販売している業者です。


そこの社長さんと直接進めていた話でしたので、売主の担当さんも当初の条件で納得してくれました。

ケース2「仕方ないので満額で購入申込書を書き直します。」

このケースの売主は一般の方でした。


売り出しと同時に内覧。


土曜日に内覧したのですが、売主側の仲介業者からあらかじめ「土日だけで5件の案内予約が入っている」と聞かされていました。


ウチのお客様は内覧一番乗り。80万円の指し値を入れて購入申込も一番乗り。


購入申込書を売主側の業者にスグ送ります。


売主側の業者は「明日の日曜日まで全部の内覧が済むまで待って欲しい。とりあえず一番手として取り扱います」とのこと。


ウチの一番手のお客様のローンの事前審査の用意をしながら日曜日まで待っていると売主側業者から電話です。


売主側業者「二番手から満額で購入申込書が入りました」

私は当然のように疑います。価格交渉を嫌ってのことなんじゃないかと。


ウチの対応「ホントですか?じゃあ個人情報の部分を隠していいので二番手の購入申込書を見せてください!」


送ってもらいました。満額・現金購入って書いてあった。ホントっぽい!


物件は中古マンションだったのですが、なかなか出ない物件でした。


お客様にそのことを伝えスグに満額で購入申込書を書き直し!



まだまだ書ききれないほど同様のケースはありますが、これくらいにしておきます。


つまり、一番手の買いモードが強い場合は二番手が買える可能性は低いといえます。



次は二番手で買えたケース。実例を交えながらご紹介します。

二番手で購入できた実例

二番手で購入できた事例をひとつご紹介します。

二番手なのになぜ買えたのか?ですが

一番手の人が住宅ローンの審査が不調に終わったケースでした。
正確には「一番手の人が買えなかった」です。


なので気に入った物件があった場合は諦めずに待っていれば買える可能性はあります。


この対象物件は新築一戸建てでした。

売主は大手の新築一戸建ての建売業者。

全10区画で残り2邸。
価格変更が行われたばかりの物件でした。


私「内覧したいんですが」との連絡を売主に入れると

売主「どうぞどうぞ。その物件は大丈夫です。」

お客様は物件を気に入り、購入の方向で進めることになりました。


とりあえず売主に電話で伝えると

売主「一番手がついていて契約予定なので二番手になります。」だって。

続けて「一週間後に一番手の人と契約予定です。なので万一契約ができなかったら連絡します。」

ホント腹たちますよ。
ウチのお客様は二番手です。


お客様とそのことで打ち合わせ。

購入する場合は住宅ローンを利用する予定でした。

ローンに少し不安要素もありましたので、とりあえずこの物件で「事前審査」をやっておこう、となりました。


売主に伝えます。


私「一番手の人がキャンセルになった場合、ウチのお客様が買います。なので住宅ローンの事前審査をするので、資料を一式ください」

売主「一番手のお客様もローンの審査中ですが、問題が無さそうなお客様と聞いてますので無理だと思いますが、一応送っておきます」だって。

ホントにホントになんか腹立つな~



そして金曜日に電話がかかってきました。
銀行からでした。
銀行担当者「住宅ローン通りましたよ。」

立て続けに売主から電話。
売主「二番手のお客様どうなりましたか?一番手の方がローン審査ダメだったんです」


その週末はウチのお客様が契約をしました。


結局こういうこともあるので、一番手が居ることを黙って内覧をさせた売主の対応は間違っていなかった、ということになります。


腹立てた私が間違いですね。

お客様はほとんど諦めていたので大喜びでした。


実はこの様なケースで二番手になることは珍しくありません。

売り主の考え方しだいなのですが、この売主は全国に営業所もありテレビでもCMをやってる大手です。

すべての営業所や担当者が同じ対応ではありませんが、基本的には
「契約が完了するまで物件は空いてます。大丈夫です。」って言います。

理由はカンタンです。契約するまでは何があるか分からないから。

一番手の人がダメになったとき二番手という保険が欲しいんです。


「契約予定」であることを先に伝えると内覧する人は「どうせ二番手だから買えないかも」って思うでしょ。

そうなると内覧には真剣さがなくなります。

それを避けるため「一番手がすでに居る」ことを黙っている、ってことなのです。


二番手の人がやっておくこと


二番手でもあきらめてはいけないことなどもご理解いただけたでしょうか。

二番手でもやっておくこと

二番手であってもやっておくことは

いつでも買えるように、
住宅ローンを利用する人は事前審査を通しておくこと。


それは「事前審査が通ってないと契約しない」というのが「契約の条件」として一般的だからです。


運よく買えることになった場合は
「明日でも契約できるよ」ってなります。


またその物件に縁がなかったとしても、一度住宅ローンの審査を通しておけば、次からの物件探しなどにも余裕が持てます。


住宅ローンに不安をお持ちの方は、先に通しておくのも一つですね。


住宅ローンのくわしい記事はこちら

住宅ローンのこと

二番手にならないために


実際、二番手になった場合は、購入の可能性は低くキビシイといえます。


不動産の購入は高額で決断がなかなかできないですよね。


ただ何ヶ月も売れてなかった物件が、ある日突然に複数の申し込みが入ることがある、これは事実です。

対策しよう


対策は早期の情報収集です。


たくさん情報収集していると、相場観などもつきます。


そして気になる物件はとにかく内覧しましょう。


気に入ったら「購入申込書」と「事前審査内定」これをスグに出し、「一番手を確保する」これにつきます。

現金購入でも一番手になれません

稀に「現金で買うので二番手から順位が上がる」
または「価格交渉がやりやすくなる」と考えている人が居ます。

現金での購入も、ローン利用も同じです。関係ありません。

「現金で払うから、一番手にして」と言ってもなりませんよ。

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福元 雄二(ふくもと ゆうじ)宅地建物取引士

株式会社 LIC 代表(無料仲介ネット運営) ネコ保護しました。野良につきなつきません。その子を正社員として採用。毎日事務所に居ます。一緒に居ると楽しい。私も事務所にいることが多くなりました。なのでブログ書き始めした。お家探しの方々にお役に立てると嬉しいです。

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