
こんちには。
「無料仲介ネット」の福元(ふくもと)です。
ウチは不動産売買仲介業をしています。
お客様の中には母子家庭の方もいらっしゃいます。
母子家庭のお客様からの質問では「シングルマザーでも住宅ローンは大丈夫?」ってのが多いです。
なのでウチから買っていただいたお客様の事例なんかを交えて紹介します。
母子家庭の住宅ローンは不利になる?
目次
Q:母子家庭の住宅ローンは不利になる?
A:なりません。
おわり!
なのですがこれだけでは寂しいのでもう少し。
先に注意点から
母子家庭での住宅ローンの注意点
母子家庭での住宅ローンの注意点として・・・
初めからシングルマザーの方は関係ない話です。
結婚しておられた方は離婚がちゃんと成立していること。コレ必須です。
こんなケースがありました。
戸籍上ではまだ夫婦のお客様でした。
離婚訴訟も終了。離婚の合意もでき後は手続きだけ。離婚協議書作成中だったんです。それを確認してから役所に届けて完全に離婚成立しませんから。
お客様はお子様のことを一番気にしておられました。学校のことがあります。何度も引っ越し(転校)させたくないとの理由で家探し開始。ネットでなんでも調べられる時代。仲介手数料無料のウチを選択してくださいました。
ネットで気になる家をご自身で見つけて外観も確認済み。案内当日の内覧。室内もお気に入り。購入希望となり購入申込書に署名押印。あとは住宅ローンです。
お客様が気にされていたのが住宅ローンです。お客様の仕事や所得の内容を聞くと何の問題もありません。
ただその時に聞かされたのが「離婚協議書の作成中」という内容。完全に話し合いが終わっていて慰謝料・養育費・年金のことなども全部話がまとまっているとのこと。
3週間後には離婚協議書ができあがります。問題なさそうに思えますが問題ありました。
住宅ローンです。
住宅ローンの審査は新居での居住予定者も審査項目になります。審査時には住民票を提出する必要があります。そこに夫の氏名が残っていると普通に夫婦です。
「離婚は合意してて後は手続きだけだから」なんてのはダメなんです。 審査する側は書類でしか判断しません。
「じゃあ3週間待てばいいじゃん」ってなりますがそうはいかなかった。気に入っていただいた物件は新築一戸建てで価格が下がったばかり。売主が早期完売を目指したんですね。購入申込書(買付証明書)を出しているからといって一番手にはなりません。
近年は売買契約を交わしても、住宅ローンがダメになることもあるので「購入申込書」と「住宅ローンの事前審査の内定」この2つが必須。値段が下がったばかりなので他のお客様もたくさん内覧をします。お客様はあせります。
結果からいいますと買えました。
売主はウチがよく知っていたところだったんです。お客様の内容を伝え丁寧に説明しました。売主もプロなので内容を聞けば住宅ローンが通る方かどうかわかります。理解してくれ待ってもらえることに。
バットなところもありました。価格交渉ができなかったんです。そもそも価格が下がったばかりですし案内も急に増えた物件でした。スグに売れそうな勢い。売主もそれを見て超強気。そのような物件は価格交渉が困難です。わざわざ安くしなくても他にたくさんお客さんが来るから。でもそのお家は網戸が標準仕様でないんです。網戸セット10万円くらいなら言えばつけてもらえるかも?って思ってたんですがそれも言えず。
売主も人間なので丁寧に話すと、早く売りたい物件を約1ヵ月まっていただき成約になりました。
女性向けの住宅ローンもあります。このケースでもそれを利用しました。
母子家庭から来る反響
反響・・・
お客様からのお問い合わせ。業者目線で申し訳ございませんが「反響」って呼んだりしてます。「今日は反響3本」とか。
母子家庭のお客様からくる反響。一戸建てより中古マンションが多いんです。やっぱりセキュリティ重視なんでしょうね。お子様のことを思えば尚のことセキュリティ重視は頷けます。
でも成約してみれば一戸建てになることが結構あります。マンションは駅近の物件が多く、生活には便利でお子様のことを考えても安心感があります。
じゃあなぜ一戸建てになるのか。
それは総支払額です。
マンションは良いところがたくさんあります。ただ「住宅ローン」以外に「管理費」「修繕積立金」「駐車場使用料」などが他にかかります。「管理費・修繕積立金・駐車場使用料」だけでも4万・5万かかったりします。これらは住宅ローンを払い終えてもずっと払い続ける必要があります。
「修繕積立金」なんかは新しい内は安いけど、経年に伴い上がっちゃいますから。それも視野に入れる必要があります。
それが理由で一戸建てに切り替える人も多いです。毎月の支払額が全然変わってきますから。
駅から少々遠くても「街灯」があって「明るい道」を通って家まで帰ることができること。これが条件になってますが。車もそうなんですがお子様の自転車とか敷地内に置けるのは良いですよね。
反響の有ったお客様には一応かる~く提案してみたりしてます。
すると「一戸建ては初めから無理と思ってあきらめてた」ってことが多々あります。中古マンションの価格と新築一戸建てだと価格がかなり違いますから。最初から選択肢にいれてなかったって方が多いです。
売主のちゃんとした「保証」のある方を選ばれる方も割と多いです。一戸建てを勧めてるわけではありません。マンション派の方もいらっしゃいますから。マンション派じゃない方は一度は一戸建てを内覧して「マンション」と「一戸建て」の資金計画を不動産屋さんに作ってもらうといいと思います。今後に発生するであろうランニングコストなんかも考えてください。選択肢が広がるかもしれません。
職業についてのお悩み
母子家庭で住宅ローンを組まれた方々の職業について。
職業といいますか悩みは雇用形態ですね。
基本的にまだまだ男社会と思われることが多いです。女性は結婚や出産を期に会社を退職されるケースもよく耳にします。その後仕事に復帰された方が離婚などの理由でお家を買いに来られるお客様。住宅ローンを組むのに主婦業が長くお子様のこともあり職業が正社員ではなかったりすることが多々あります。
契約社員やパート・アルバイトなどの正社員以外の雇用形態の方もいらっしゃいます。
銀行ローンの場合
銀行ローンの場合は基本は「正社員」ですが「契約社員」でも3年以上の勤務であれば申し込み可能です。パート・アルバイトは不可がほとんどですね。
パート・アルバイトならどうするのか?
フラット
パート・アルバイトの方はフラットで申し込まれています。どこの金融機関もそうなんですが「安定した収入」という項目があります。実際にウチからパートやアルバイトの雇用形態で通った方々がいらっしゃいます。もし雇用形態で悩んでおられるのであればフラットに相談されてもよいかと思います。
参考にされてください。
最後にチョット宣伝させてください。
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