住宅ローンの諸費用はいくら?【簡単】内訳の計算方法

住宅ローンの諸費用って何?

住宅ローンを借りたい。

借りるときにお金がかかるの?

かかります。

それは住宅ローンの諸費用です。


内訳は?

いくらかかるの?


そんな疑問にお答えします。

  • こんなことが分かります。
  • 住宅ローン諸費用|いくら?
  • 銀行ローン諸費用|内訳・計算
  • フラット35諸費用|内訳・計算
  • 諸費用の注意点


こんにちは。
無料仲介ネットの福元です。

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住宅ローン借入時にかかる諸費用。

どれくらいかかるのかを分かりやすく解説します。

住宅ローンの諸費用とは?


住宅ローンを借りる際には費用がかかります。

諸費用は金融機関含めて以下のところに支払います。

  • 金融機関
  • 司法書士
  • 保険会社
  • 不動産屋

それぞれの支払額は次項で解説します。

住宅ローンの諸費用はいくら?

住宅ローン諸費用の概算

銀行で住宅ローンを借りる

諸費用は大体いくらくらいなの?

Q:借入金:3000万円
A:諸費用:約100万円

3000万円借りると約100万円くらいの諸費用です。

もっと安く済ませる方法もあります。

安く済ませる方法は別の記事で紹介します。

「住宅ローンの諸費用」は「物件購入時の諸費用」とは別です

一般的には購入物件価格の【7%~10%】と言われる諸費用。

その【7%~10%】の内の約3%程度が住宅ローン諸費用というワケです。

住宅ローンの諸費用は、
この【7%~10%】に含まれています。

現金購入の人は住宅ローン諸費用は不要です。


【7%~10%】の物件購入時に必要な諸費用はこちらを参照ください。
参考新築一戸建ての諸費用
参考中古マンションの諸費用

諸費用はローンに組み込むこともできます。
くわしくはこちらを参照ください。
参考諸費用ローンのこと

住宅ローン諸費用の目安は?

借入額ごとの目安を知りましょう。

諸費用の額は借入額によって変動します。

諸費用で大きく変動する【融資手数料】【保証料】


諸費用で大きく変動するのはコレです。

  • 融資手数料
  • 保証料

融資手数料・保証料という2つのタイプがあります。

どちらか一方がかかります。内容の詳細は別の記事で紹介しますので、ここでは省きます。


他の項目は、借入金額で大きく変動することはありません。


融資手数料と保証料とは、銀行でローンを組む場合、

金融機関に支払うのはざっくり借入金額の約2.2%

3000万円なら66万円くらいが相場と言えます。


住宅ローンの組む場合は、金融機関以外にも支払う諸費用があります。

金融機関以外を含めて支払うものは

ざっくり30万円くらい必要です。

この30万円は一般的な金額です。

保証の大きな保険に加入した場合などは、この限りではありません。

なので3000万円の住宅ローンを組む場合は

66万円+30万円=96万円

約100万円くらいになります。

住宅ローンの諸費用を計算しよう

先のざっくり計算式によると

借入金額×2.2%+30万円

これが簡単な住宅ローン諸費用の相場といえます。

 

借入額 諸費用
5,000万円 約140万円
4,000万円 約120万円
3,000万円 約100万円
2,000万円 約75万円


この諸費用は住宅ローン借入に伴うものです。

物件購入に伴う他の費用は入っていません。


内訳は次項で解説します。

銀行ローンの諸費用|内訳を計算


銀行ローンの諸費用の具体的な支払先と金額の内訳を解説します。

銀行ローン諸費用はいくら?

1.融資手数料・保証料

融資を受ける際、2つのタイプがあります。

融資手数料型と保証料型です。

  • 支払先:金融機関
融資手数料型

融資手数料型を選択された場合は借入金額の2.2%を目安にしてください。

  • 融資手数料型:2.2%

手数料型は借入金額の2.2%程度

なので
3,000万円借りると約66万円。

1,000万円借りると約22万円です。

保証料型

保証料型を選択された場合は35年ローンで借入金額100万円あたり20,700円程度

  • 100万円あたり約20,700円

100万円あたり35年ローンでは約20,700円

なので
3,000万円借りると約62万円

1,000万円借りると約21万円です。

2.事務手数料

金融機関の事務手数料。

銀行に支払います。

  • 支払先:金融機関

都銀・地銀でも必ずかかります。

3万円または5万円のところがほとんどです。

3.収入印紙

金銭消費貸借契約書(お金を借りる契約書)に貼付する印紙代。

  • 郵便局で買えます

1,000万円~5,000万円以下なら

2万円の印紙を貼付します。

4.登記費用

住宅ローンを借りると対象物件に抵当権が設定されます。

  • 支払先:司法書士

司法書士に支払います。

費用の内訳は「登録免許税」と「司法書士の報酬」です。

「登録免許税」は借入金額により変動します。

司法書士の報酬を含めても、
借入金が5,000万円以下なら 10万円以下です。

但し、戸建てなどを購入の場合は土地・家屋の移転登記などの費用も必要です。

5.火災保険

住宅ローンを組むと火災保険の加入が条件となる場合がほとんどです。

  • 支払先:保険会社

火災保険はタイプによって大きく費用が異なります。

なので多くの方が加入しているタイプはこれくらい、と思ってください。

火災保険は最長期間が10年です。割引も効き10年ごとに更新します。

新築一戸建て:約18万円
マンション:約12万円


くわしくは火災保険の記事を参照ください。
参考火災保険|みんなどんなプランに入ってる?

銀行ローンの諸費用まとめ


銀行ローンの諸費用は先に解説した通りです。

ざっくり
【借入金額の2.2%+30万円】くらいです。

フラット35の諸費用|内訳を計算


フラット35の諸費用の具体的な支払先と金額の内訳を解説します。

フラット35諸費用はいくら?

フラット35はタイプが色々あります。

なのでよく利用されている

  • 物件取得費用の90%
  • 手数料先払い

このタイプで解説します。

フラット35は、取り扱い機関によって融資手数料が変わります。

一般的には借入金額の2.2%くらいのところが多いです。

なので銀行ローンと同じと思えば大丈夫です。

フラット35の諸費用|注意点

フラット35の利用には【適合証明書】が必要です。

適合証明書

フラット35に住宅ローンを申し込む場合は、建物が住宅金融支援機構の基準に適合していることが条件です。

建物が適合している証明として、適合証明書が必要になります。


フラット35の基準を満たしている新築一戸建てでも、
適合証明書の発行料は

・無料で発行
・発行手数料が必要

と業者によって違います。


また、中古物件ですと、発行手数料以外に必要になる場合があります。

それは物件がフラット35の基準を満たしていない場合です。

基準を満たしていない物件の場合は、基準を満たすための工事ができるかどうか?です。

工事をすることにより基準を満たし、適合証明書を発行してもらえるのであれば、工事費も必要となります。

この場合は「費用はいくらです」とは言えませんので、しっかり見積もりをとりましょう。

適合証明書発行手数料

適合証明書の発行手数料は、発行機関により異なります。

新築一戸建てで発行手数料を請求してくる不動産会社の場合を、ひとつの目安として覚えておいてください。

発行手数料は
3万円~12万円でした。

「12万円は高いな」と思いました。

完全に言い値ですね。

フラット35の諸費用まとめ


フラット35の諸費用は先に解説した通りです。

ざっくり
【借入金額の2.2%+30万円】くらいです。

それと適合証明書発行手数料です。

新築の建売などは初めから取得していて、無料でもらえるところも多いですよ。

住宅ローンの諸費用|注意点

一般的な住宅ローンの諸費用を解説しましたが、中には思わぬ費用を請求されることもありますので、注意が必要です。

住宅ローン手続き費

不動産屋に住宅ローンを頼んだ場合、請求されることがあります。

住宅ローン審査や手続きは、ややこしくて分かりにくい。

住宅ローン審査手続きは、実は簡単です。

でも
「よく分からないから・・・」
「金利が安くなるって言ってたし・・・」
このような理由で不動産屋にまかせる人が多いです。

無料でやってくれる不動産屋もありますが、有料の不動産屋が多いです。

費用は
5.5万円~33万円

相場は11万円です。

なので不動産屋は初めから「不動産屋がやるのが当たり前」かのように手続きを進めようとします。



具体的には

「よく分からないから」
自分で金融機関へ行けば手取り足取り担当者が教えてくれます。

「金利が安くなるって言ってたし」
安くなりません。なるわけがありません。


以前に勤務していた会社は30万円でした。

この30万円は初めから売り上げとして考えていました。

諸費用明細に、しれ~っと書かれていたら要注意ですね。

謎の諸費用

不動産屋が請求してくる謎の諸費用。

「住宅ローン手続き費」
これはよく分からない
謎の諸費用です。

なので諸費用ローンに組み込むことはできないですよ。

住宅ローン謎の諸費用を節約

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購入時の仲介手数料も節約できます。

「購入時の諸費用」の中でも「仲介手数料」は「物件価格の3%以上」と高額です。

3000万円の物件なら100万円以上かかります。

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  • この記事を書いた人

福元 雄二(ふくもと ゆうじ)宅地建物取引士

株式会社 LIC 代表(無料仲介ネット運営) ネコ保護しました。野良につきなつきません。その子を正社員として採用。毎日事務所に居ます。一緒に居ると楽しい。私も事務所にいることが多くなりました。なのでブログ書き始めした。お家探しの方々にお役に立てると嬉しいです。

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