不動産の内覧|子ども連れでも大丈夫?

内覧のこと

小さなお子様がいらっしゃるご家庭。

内覧に一緒に連れて行っていいのか?

実際に困ることはないのか?など気になります。

実態はどうなのかを解説します。

赤ちゃん・子ども連れの内覧

こんにちは。

「無料仲介ネット」の福元です。職業は不動産屋です。

新築・中古の一戸建てや中古マンションを主に取り扱っています。

なのでお客様から「赤ちゃんがいるんだけど内覧は大丈夫?」と問い合わせをいただくことがあります。

小さいお子様がいらっしゃる方は気にされることがあります。

初めに申し上げておきますと

お子様連れでも問題はありません。

でも困ることもあるのでは?と考えてしまいます。

実際に困ることはあります。

お子様連れで内覧をされるときの注意点などを解説します。

お子様連れの内覧は大丈夫

ウチは新築一戸建て・中古戸建・中古マンションの販売をしている不動産業者です。

実態を話していきます。

具体的には

まずは不動産業者と売主側は子ども連れの内覧をどう思っているのか?です。

不動産屋は慣れているので大抵のことは何にも気にしなくても大丈夫です。

なので不動産屋の事務所だろうと現地であろうが全く問題ありません。

不動産屋は如何にお客様が内覧をしっかりできるか、を考えています。

事務所にキッズスペースなどを用意している不動産屋もあります。

不動産屋でじっくりお話を聞きたい方などには安心です。

売主はといいますと、こちらも基本は問題ありません。

ただ気になるのは「居住中」の物件です。

内覧対象になるのは中古物件の場合ですね。

「居住中」の場合は単純に、気を使いますよね。

住んでるわけですから当然です。ただでさえ知らない人が住んでる家ってことだけで気になります。購入を考えている訳ですから、家の中をじっくり見ます。気を使います。

ただ何千万円もの大きな買い物ですので気にせずに見なければなりません。

不動産屋から売主様にも予めそのあたりは伝えてますので、気にせずにガンガン内覧しましょう。

新築一戸建てや中古物件でも居住中でない場合は、何にも気にする必要はありません。

お子様のことは気にせずゆっくりと内覧できます。

小さなお子様がいらっしゃる「居住中の物件を避ける」っていうお客様もいらっしゃいます。でもこれもったいないですよ。

小さなお子様がいる、いないにかかわらず、居住中の物件は気を使ってしまい、内覧がし辛いという方は一定数いらっしゃいます。

ただ売主様からしますと売りたいと思っているので売り出しています。売りに出す理由があるんですね。

具体的には「住み替え」などがそうです。事情があって住み替えます。次に住み替える家が建築中などです。他にもいろんな理由があって売りに出すのですが大切なのは「売りたいから売りに出しています」

売主が引っ越しして空き家になってから見に行きたい、とおっしゃる方もいますが、良い物件は居住中に売れてしまうことも多いです。

気になる物件は、大きな買い物ですので、気にせずしっかり内覧しましょう。

お子様連れの内覧で困ること

お子様連れで困ることはいくつかあります

不動産屋の車に乗って内覧する物件まで移動することがあります。

その場合、不動産屋の車にはチャイルドシートついてません。

大切なお子様に何かあれば大変です。

なのでチャイルドシートが必要なお子様がいる場合は不動産屋の車での移動はオススメしません。

それでも稀に同乗させようとする営業マンも居ます。

理由は不動産屋は売るのが仕事。

少しでもお客様と接触時間を多くするためです。接触時間を長くした方が親近感を得られお客様の情報も得やすい、などと考えている場合が多いです。

私も以前の職場ではそのように教育されていました。

お客様が同乗しているときと、営業マンとお客様が別々の車で移動するときでは、決定率が下がるからなどと考えてもいます。

そんな理由でチャイルドシートのない車にお子様を乗せることは避けた方が良いと思います。

トイレ

一番はトイレです。

新築一戸建てでもトイレの無いところが多いです。

新築一戸建ての多棟現場でもトイレが無いところは多いです。

建築中の場合は職人さん用にトイレが設置してある場合があります。

ただ臭いが大変なことになっていることがほとんどです。

なのでその場合はコンビニへ行かれます。

真夏

また季節限定になるのですが、「夏」です。

気温が35度なんてことになるとボーッとします。

熱中症が心配になります。

赤ちゃんなどはホントにかわいそうです。

なので小さいお子様がいらっしゃる場合、朝の早い時間を指定される方が多いです。

ウチでは8時とか9時とかを指定される方もいらっしゃいます。

営業時間が10時からの会社でも営業マンは対応してくれることが多いですから相談してみましょう。

お子様連れで困る内覧以外のこと

不動産屋・銀行

住宅購入にあたっては内覧以外にもたくさんのことがあります。

内覧のあとは契約があります。これは不動産屋に出向く必要があります。

不動産屋での契約は2時間を超えることも普通にあります。

また住宅ローンを利用する方は金融機関に行く必要があります。

金銭消費貸借契約なども2時間以上かかることがあります。

お子様はその間とにかくヒマです。

おもちゃでヒマつぶししてもらったり、スマホで動画を見せて何とかやり過ごそうと思うのですが10分程度で飽きてしまいます。

そんなとき親御さんが金融機関の担当者に気を使ってお子様を叱ることもあります。

金融機関の担当者や不動産屋にお気遣いは不要です。

お子様に注意したり叱ったりするのは、そのご家庭の教育方針ですので私共は何も申し上げることありません。

ただ私共に気を使っていただき、お子様が叱られたときなどは申し訳なくてテンション下がりまくりになります。

叱られたお子様よりも、しょんぼりしてしまします。

お子様が騒いだりするのは仕事柄、慣れています。

何ら気にされる必要はありません。どうか不動産屋や金融機関の担当者への気遣いで叱ることは全く気になさらないでください。

ただこういった契約などは事務所や銀行で行いますのでトイレの心配は不要です。

未完成物件の内覧

建築中に内覧をご希望される場合です。

これは新築一戸建てや中古でもリフォームをする場合です。

人気物件などはこの時点で問い合わせをいただくことも多いです。

ただ現場は職人さんの工具や材料が置いてあります。

作業の工程にもよりますが、大人でも気を付けて内覧しないと危ないときもあります。

単純に危険ですので、先に確認をしてからの方がいいかもしれません。

また埃が舞っていたりします。大人でもマスクをして内覧した方がよい場合もあります。

赤ちゃんは中に入らない方がいいと思います。

立ち合いチェック

新築一戸建ての場合に限られてしまいますが、完成後にキズや設備の不具合などのチェックのために行う立ち合いです。

売主・不動産屋と一緒に行います。私たちもキズは無いかと懸命に探します。

でも身長の差なんでしょうね。お子様の目線で私たちが見落としていたキズを発見することも!ゲーム感覚でキズを探すお子様。楽しめるお子様なら是非お連れください。

お子様(赤ちゃん)連れの内覧の注意点

お子様連れで一番疲れるのは実は親御さんです。

ご夫婦とお子様で来られる方の場合、現場では赤ちゃんは車でスヤスヤ眠っていることも多いです。

ご夫婦が別々に内覧されたりしています。

貴重な時間を割いて内覧に来ているのだから時間は2倍かかりますが、先に奥様・後からご主人という具合です。

そんな内覧方法をされたご夫婦もいらっしゃいます。

不動産業者に気を使うことはありません。

居住中の売主に気を使うことはありません。

トイレは使えないことが多いです。先に済ませておくか、近くのコンビニなどをチェックしておきましょう。

不動産屋も売主もお客様にしっかり内覧をしていただきたいと考えています。

気を遣わずにしっかり内覧しましょう。

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  • この記事を書いた人

福元 雄二(ふくもと ゆうじ)宅地建物取引士

株式会社 LIC 代表(無料仲介ネット運営) ネコ保護しました。野良につきなつきません。その子を正社員として採用。毎日事務所に居ます。一緒に居ると楽しい。私も事務所にいることが多くなりました。なのでブログ書き始めした。お家探しの方々にお役に立てると嬉しいです。

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