ネットを見てたら気になる物件を見つけた。
内覧したいな?いつ予約すればいいのか?
そもそも予約は要るのか?
そんな疑問にお答えします。
内覧の予約は必要です
こんにちは。
「無料仲介ネット」の福元(ふくもと)です。
職業は不動産屋です。ウチは売買がメインです。
お客様から「内覧したい。どれくらい前に予約すればいいですか?」と聞かれることがあります。
「いつでもOKですよ」と言いたいのですが、
不動産営業マンの都合などももちろんありますし、物件によっても異なります。
不動産屋の内情をお話ししますので参考にしてください。
内覧の予約はいついれればいい?
目次
まず予約方法ですが、電話やメール・最近はLINEでも予約を受け付けている不動産屋もあります。
都合の良い日時と内覧したい物件を伝えるだけですね。
内覧の予約はいつやればいい?ですが
ご都合(予定)が分かった時点がベストです。
それは「今すぐ」だったり「2日後の午後」だったり「1週間後の午前中」だったり。
奥様やご主人や、はたまた一緒に内覧される方のご都合などもきっとあると思います。
「今すぐ」にお応えできるかどうかは別になりますが、
ご都合が分かった時点でできるだけ早くの方がいいです。
なぜなのかを事項にて解説します。
予約なしで内覧に対応できる営業マンとは
「内覧をしたい」
私たち不動産屋は、内覧を希望されるお客様からご連絡があればとても嬉しいです。
「スグ見たいんだけど」と言われた場合は、物件によってはスグ対応ができないことがあります。
例えば「居住中」の物件などは、売主様のご都合があります。
また担当営業マンに先に予定や予約が入っているケースもあります。
仲介手数料の割引などをやっているウチの場合は、ソコソコ忙しくさせてもらってます。
スグの対応はなかなかできないことが多いです。
どこの不動産屋も余剰人員など抱えていませんから似たようなものだと思います。
また「スグ見せて」に対応できる不動産営業マンの実態は「スグ対応できるヒマな営業マン」です。
できる不動産営業マンの予定は短期的には詰まっていることが多いです。
これは説明する必要もないのかも知れませんが、「できる営業マン」と「ヒマな営業マン」どちらから内覧・案内されるのがいいか?ということです。
なので「内覧の予定が分かった時点」での内覧予約がベストと思います。
予約なしで内覧できる不動産物件とは
予約なしで内覧できる物件はオープンハウスですね。
「〇月〇日10時~17時ご自由にごらんください」
こんな風に広告してあるものは期間内であれば、特別な予約は必要ありません。
ただオープンハウスをしている物件でも、違う不動産会社から購入できる物件はたくさんあります。
仲介会社によってサービス内容も大きく異なることもあります。
具体的にはウチのように仲介手数料の割引サービスをしている会社です。
なので内覧を希望する物件が見つかった場合、どこの不動産会社で内覧をするのか?も重要な要素となります。
不動産業者を選定しても直接オープンハウスを見学に行った場合などは、オープンハウスを行っていた業者に案内をされることになるケースもあります。
そうなるとオープンハウスを行っていた業者からしか購入できない、なんてトラブルごとにもなりかねません。
どこの不動産会社からでも購入可能な物件を内覧する場合は、
お目当ての不動産会社と一緒に内覧に行く、というのがトラブルなどを未然に防ぐ手立てでしょう。
ただ内覧と言いましても「新築一戸建て」「中古一戸建て」「中古マンション」などがあります。
中古物件の場合などは「居住中」ということもあります。
ひとつずつ解説します。
内覧の予約が必要な理由
中古マンションや中古一戸建てを内覧したい場合、どんなものでも予約は必要とお考え下さい。
理由はカギです。カギの手配があるんですね。当たり前ですがカギがかかっています。
カギは大きく分けて3種類の方法で手配します。
1.売主などが保管
空き家の場合は売主が会社に保管しているケースがあります。
中古物件はもちろんですが新築一戸建ても売主の会社や保管を任されている事務所にカギを借りに行かないといけません。
当然に会社ですので定休日なんかもあります。土日祝が定休日の会社もあります。そんな物件だと金曜日の夕方に予約をいただいても連絡が取れない、なんてこともあります。
2.現地にキーボックスが設置してある。
売主が業者などの場合は現地にキーボックスが置いてあることがあります。
このケースはすぐ対応できます。キーボックスの番号を電話で聞くだけですから。
ただ中古マンションの場合はキーボックスが設置してないことが多いです。
理由はオートロックです。オートロックの場合はカギを管理している会社に取りにいくことが多いです。
3.売主が居住中
売主様が居住中の場合ですが、
「内覧希望者」と「売主様」の都合が一致するとき、となります。
どちらも家族構成や職業などが違いますので、都合が合わないこともしばしばあります。
大抵の場合は休日に内覧をご希望されるケースが多いため、売主様の休日が平日だった場合などは、日曜日に内覧ができない、なんてこともあります。
人気物件などは内覧希望者が平日に仕事を終えた夜に内覧なんてこともあります。
ただ売主様に小さなお子様がいらっしゃる場合は、それもままならず、予定を合わせるのが大変なこともあります。
実際に合ったケースなのですが、間取・価格など問題なさそうな物件でしたがなかなか売れない物件がありました。売主の都合で内覧が難しかった物件。内覧日は水曜日の午前中と決まっていたからなんですね。ファミリータイプのマンションだったため夫婦そろっての内覧が一般的です。お仕事の都合で内覧したくてもできなかった、ということなのでしょうか?
これはウチのお客様の休日がシフト制だったためシフトチェンジしてもらって内覧しました。
不動産屋や売主が助かる内覧予約
不動産屋や売主が助かる内覧予約ですが、
それは「複数のご都合の良い日時を伝える」です。
複数教えていただければ不動産屋や売主は非常に助かります。
「土曜の午後」か「日曜日ならいつでも」などと伝えると売主はもちろん不動産営業マンも予定が立てやすくなります。
事前に教えることで良い点はまだあります。
内覧時にお渡しする資料等の詳細資料を作成する時間も与えることになります。
不動産営業マンは自分の管理物件以外の物件を扱うことも多いです。
全物件を詳細に把握しているわけではありません。
事前に伝えることにより下調べもキッチリと行うため内覧の際の詳細説明なども受けることができます。
事前に伝えていたのにもかかわらず、思ったよりも頼りない営業マンであれば、大きな買い物を任せられるかどうかの判断基準にもなります。
内覧の予約は入れた方がベターのまとめ
内覧の予約は「都合がわかった時点」で入れた方が良いことがお判りいただけたと思います。
お家探しにとって内覧は非常に重要です。
見るべきポイントをしっかり見なければいけません。
また1件の内覧をすると他の物件も見たくなることはよくあります。
これも同様なのですが事前に予約が無いと他の物件が見ることができないこともあります。
複数の物件の内覧を希望される場合は事前に「〇〇と〇〇を内覧したい」と事前に予約を入れておくことをおススメします。
不動産屋や売主の内情
不動産屋も売主も内覧をご希望の方にできるだけ合わせたいと考えています。
ただこのように内情を書きますと同じ不動産業者として、不動産屋や売主の都合ばかりで申し訳ないとも思います。
何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
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