住宅ローンを借りるとき諸費用が必要になります。
諸費用は抑えることができます。
少しでも節約して住宅ローンの諸費用を安く済ませましょう。
比較した上で、どれくらい節約できるのか?
その方法をくわしく解説します。
住宅ローンの諸費用って安くなるの?
こんにちは。
無料仲介ネットの福元です。
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住宅ローンの諸費用。
お金を借りるときに必要になります。
3,000万円借りると、一般的には100万円くらいかかります。
初期費用を抑えたい人は20万円くらいまでに抑えられます。
住宅ローンの諸費用は金融機関に支払うものだけではありません。
ローンの抵当権設定費用や、火災保険にも加入しなければいけません。
それぞれ、何が節約でき、どれくらい抑えることができるのかを見ていきましょう。
- こんなことが分かります
- 住宅ローン諸費用|節約
- 住宅ローン諸費用|比較
- 住宅ローン諸費用|安くする方法
住宅ローン諸費用を節約しよう
目次
住宅ローン諸費用はどれくらい抑えられる?
3,000万円借りると、一般的には100万円くらいかかる諸費用。
20万円くらいまで抑えることは可能です。
80万円程度は抑えられるということです。
抑える、と言っても良いことばかりではありません。
- 本当に安くなりメリットがあるもの
- 初期費用は安くなるがトータルコストは高いもの
メリット・デメリットがある諸費用もあります。
なので
しっかりと検討する必要があります。
住宅ローンの詳細な計算方法はこちらを参照ください。
参考:住宅ローンの諸費用はいくら?【簡単】内訳の計算方法
物件購入時にかかる諸費用の節約はこちらを参照ください。
参考:新築一戸建て諸費用を節約
参考:中古マンション諸費用を節約
住宅ローン諸費用で何が節約できるの?
住宅ローン諸費用は、5種類。
- 事務手数料
- 融資手数料・保証料
- 抵当権設定費用
- 印紙代
- 火災保険
具体的に計算していきましょう。
一般的な住宅ローン諸費用の計算です。
借入3,000万円 | |
事務手数料 | 約33,000円 |
融資手数料・保証料 | 約660,000円 |
抵当権設定費用 | 約90,000円 |
印紙代 | 約20,000円 |
火災保険 | 約180,000円 |
合計 | 約983,000円 |
約100万円の諸費用となりました。
この中で抑えることができる項目は、
融資手数料と火災保険です。
その他の事務手数料・印紙代は節約できません。
抵当権設定費用の中には、司法書士の報酬が含まれています。
なので司法書士に知り合いがいると安く抑えられる可能性はあると思います。
節約できない | 印紙代 |
事務手数料 | |
節約できる? | 抵当権設定費用 |
節約できる | 融資手数料・保証料 |
火災保険 |
こんな感じになります。
住宅ローン諸費用を抑えよう
初期費用を抑えることができるのは
【融資手数料・保証料】【火災保険】
ひとつずつ解説します
融資手数料・保証料を抑える
住宅ローンを借り入れる際には、
融資手数料型と保証料型の2つのタイプがあります。
それぞれの費用の額は?
融資手数料型は融資額の2.2%
保証料型は35年ローンで融資額の2.07%くらいの金融機関が多いです。
どちらが良いという訳ではありませんが、保証料型で解説します。
- 借入額:3,000万円
- 保証料:621,000円
3,000万円借りると60万円以上かかる保証料。
0円 にすることができます。
タダになる訳ではありません。
これは保証料を金利に組込み、保証料は支払わないが、その分を分割で支払うというイメージです。
0.2%組み込むことが一般的。
分かりにくいので具体的に計算します。
保証料 | 金利 | |
払う | 621,000円 | 0.525% |
金利に組込み | 0円 | 0.725% |
約100万円かかる諸費用の内、金利組み型を選択すると、60万円以上を抑えることができました。
火災保険で諸費用を節約しよう
火災保険。
同じプランでも、加入する代理店によって、保険料が違います。
ビックリですが事実です。
火災保険は、住宅ローン期間中は加入義務があります。
35年ローンであれば、35年間加入する必要があります。
ただ火災保険の最長期間は10年ですので、その場合10年毎に更新していきます。
保険価額や保証内容を下げ、1ヵ月など短期更新をすればいくらでも安くなるのは当たり前です。
保険価額や保証内容を下げては、万一のことがあった場合、困ってしまいます。
なので、保険料の割引率が高い代理店を選びましょう。
火災保険は代理店によって割引率が違う
当社でも保険代理店を行っていましたが、割引率はウェブ割の10%のみ。
同じ内容なのに団体割など含めて25%の割引のところもあります。
なので住宅ローンの諸費用を節約する方法は、
「割引率の高い代理店から入る」です。
住宅ローン諸費用を比較しよう
住宅ローンの諸費用が抑えられるのは
「保証料」と「火災保険」
「保証料は抑えられる」ですが、
「火災保険は節約できる」です。
意味合いが違います。
ひとつずつ見ていきましょう。
保証料を比較
保証料を比較しよう
保証料は、一括前納で支払った方がいいのか、金利組込み型にした方がいいのか・・・
簡単に計算してみましょう。
- 借入:3,000万円
- 期間:35年
払う | 金利に組込 | |
保証料 | 621,000円 | 0円 |
金利 | 0.525% | 0.725% |
35年支払い総額 | 32,847,156円 | 33,976,063円 |
合計 | 33,468,156円 | 33,976,063円 |
なので
初期費用を抑えたい人は、保証料は金利組込み型を選択すると0円になります。
但し、トータルの返済額は高くなる、ということになります。
火災保険を比較
火災保険の比較は、割引率をしっかりと確認する。
25%の割引ができていればOKです。
但し、この割引率は一戸建ての場合でマンションは割引率が悪かったりします。
地震保険は耐震等級などが割引の要因なので、代理店は関係ない、などがあるので注意が必要です。
比較するのは割引率
火災保険は実際に安くできることがあります。
保証を落とせば安くなりますが、それでは意味はありません。
割引率をチェックしましょう。
住宅ローン諸費用を節約・比較の注意点
まとめとして・・・
住宅ローン諸費用は、安くできる・節約できる項目は限られています。
- 保証料や手数料の諸費用は初期費用としては抑えられるが、実際は安くなるわけではありません。
- 火災保険は同じ保証内容でも割引率の違いにより安くなる場合があります。
保証料の節約・比較の注意点
たとえば保証料が不要な「ソニー銀行」や「新生銀行」
手数料の支払い方法が2種類あったりします。
定額型と定率型
定額型と定率型
定額型はいくら借りようと事務手数料が4~5万円。
安く感じます。
定率型は融資額に対して2.2%。
定額型と定率型を比較すると定額型の方が、初期費用は安くなります。
3000万円借りると手数料は・・・
- 定額型:55,000円
- 定率型:660,000円
12倍も違ってきます。
但し、定額型は金利が0.3%高くなり総支払額では高くつく、などのデメリットもあります。
なので目先の諸費用額で決めると、総返済額は相当高くなるケースもありますので注意が必要です。
でも当該のホームページなんか見てると、すごく安く感じますよね。
しっかりと返済プランを立てシミュレーションしてから決めましょう。
住宅ローン諸費用で安くなる可能性のあるものは?
諸費用で安くできる可能性のあるのは何?
「火災保険」だけ?かも知れませんね。
※但し火災保険はマンションや地震保険は困難です。
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